温暖化などの影響で東京湾の海水温が上昇し、サンゴやクマノミが冬を越えられる環境に変わりつつある模様です。
いったい東京湾で何が起きているのでしょうか?
東京湾が沖縄のような海に!
温暖化などの影響で東京湾の海水温が上昇し、生態系が急速に変わりつつある模様です。
【動画】東京湾でサンゴ発見!海水温上昇で海に異変が #nhk_news https://t.co/b645vktqOw
— NHKニュース (@nhk_news) December 21, 2021
記事によると、千葉県鋸南町沖の海では、水深8mの海底にサンゴの群集が広がり、なかには直径50cmを超えるテーブルサンゴまで確認されているそうです。
そして、サンゴを住処とするクマノミやクタゴンベといったカラフルな南方系の魚たちが泳ぎ回っているとのこと。
さらに驚くことに、温暖化などの影響で東京湾の海水温が上昇したことで、冬になると姿を消していたトロピカルな魚たちが越冬しているというのです。
やはり、温暖化が影響しているのでしょうか?
東京湾にサンゴが増える裏側では…
サンゴが増えて熱帯魚が泳ぎ回るトロピカルな海は魅力的ですが、かつて東京湾に生息していたアマモなどの海藻は姿を消している砂地になっているそうです。
ワカメの養殖をしている漁業者は海水温の変化がおよぼす影響で大打撃を受けている模様です。アワビやサザエも姿を消しているのだとか。
有識者によると、2035年までに東京湾は海藻の生えていた藻場が消えて、サンゴに置き換わる可能性が高いそうです。
近い将来、東京湾でもダイビングが手軽に楽しめるようになることは、ダイバーにとって嬉しい限りですが、温暖化という環境変化が私たちの生活に大きな影響を及ぼすことも考えなくてはいけませんね。
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喜ばしい反面、複雑な想いです。
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