伊是名島のダイビング！おすすめの宿泊先、ホテル、観光スポット

沖縄本島の北部にある伊是名島のダイビング情報を紹介。

伊是名島ってダイビングできるのかな？

伊是名島のダイビングスポットのほか、おすすめの宿泊先やホテル、観光スポットもピックアップしました。

伊是名島のダイビング

伊是名島は昔ながらの沖縄の雰囲気が漂う穴場のダイビングスポット。

沖縄本島エリアにありながらもダイバーも多くないため、海の中も荒らされておらず手つかずにの沖縄の海を潜れます。

ダイビングのインターバル時間に訪れることの多い、伊是名島の周辺にある無人島でのランチも楽しみのひとつです。

伊是名島は沖縄本島に近い割にアクセスがしにくい位置にあります。しかし、それが伊是名島に「古きよきの沖縄」の自然を残している理由に繋がっています。

伊是名島には日本の渚100選にも選ばれた「二見が浦海岸」「伊是名ビーチ」「勢理客ビーチ」という3つのビーチがあります。シーズン中は海水浴やシュノーケリングも楽しむことも可能です。

とはいえ人口約1500人の伊是名島では、観光客向けの施設といえば民宿くらいしかありません。そのためツーリストのほとんどが、宿泊施設に併設された露天風呂や食堂で過ごしています。

カラオケ店やレストランもありますが、赤レンガの屋根が並ぶ、昔ながらの沖縄の風景が残されています。これこそが伊是名島の最大の魅力です。

伊是名島はハブが生息していない沖縄では珍しい島でもあります。

伊是名島への移動手段は、沖縄本島から出航している船のみとなります。

本部半島にある運天港から、かつて伊是名出身で琉球王国の王であった「尚円王（しょうえんおう）」の名前を付けたフェリーいぜな尚円が1日に2往復出航しており、約1時間で伊是名島の玄関口となる仲田港に到着します。

那覇空港から運天港に行くには、船の時間にあわせて1日3便運行している「やんばる急行バス」を利用してください。

【フェリーいぜな尚円運賃】

伊是名島の周辺には20を超えるダイビングスポットが点在しています。中でも人気のポイントを見てみましょう。

1～2メートルほど水面から頭を出した根のスポット。コース取りで初心者でも潜れますが、南東側が水深28メートルのドロップオフのため大物狙いの中級者ダイバーがおすすめです。

伊是名島一押しのダイビングスポットです。

水深15メートルの棚に根が2つあり、トップが7～8メートルの隠れ根になっています。年間を通してほぼ100%イソマグロを見ることができ、運が良ければウニンアジも。

水深7～8メートルの浅場から水深28メートルまで続く穏やかなスロープが特徴。ダイバーのレベルに応じてコースが取れるので、初心者から上級者まで楽しめるポイントです。

色とりどりのハナゴイやウメイロモドキが乱舞するテーブルサンゴの群生ポイントです。

大きなイソバナとトビエイが人気の水深30メートルから尖った根が突き出しているポイントです。

陸から続くリーフの上に小振りなテーブルサンゴが密集してた真っ白な波紋が美しいポイントです。

伊是名島のシーズナリティ―を見てみましょう。

・3～6月：水温は22℃近くまで上がってきます。コブシメの産卵が終わると、回遊魚も見られるようになり、いよいよダイビングシーズンが開始します。

・7～9月：ツムブリやギンガメアジといった回遊魚やロウニンアジ、イソマグロなどの大物回遊魚も見られます。

・10～11月：水温も25℃以上をキープし、いろいろな魚の幼魚で海が賑やかになる心地よいシーズンです。

・12～2月：北西の季節風が吹くことが多く潜れるポイントが限られます。マクロ系の生物観察に最適です。

バスもタクシーもない伊是名島は、沖縄本来のゆったりとした時間が流れています。のんびりダイビングを楽しみたい方におすすめのダイビングスポットです。

ゆったりダイビングを楽しみたい方向けの穴場スポット。