スキューバダイビングをはじめる第一歩がライセンスの取得です。
今回はPADIオープンウォーターダイバーコースを参考にダイビング初心者コースをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
ダイビングライセンスを取得
Cカード(ダイビングライセンス)は、安全にダイビングを行うための専門的な知識と技術を習得していることを証明するものです。
これがないとダイビングはもちろん、ダイビングに必要なサービスを利用できません。
Cカードはダイバーの経験やレベルによってさまざまな種類がありますが、ダイビングがまったくはじめての人が取得できるのが、オープンウォーターダイバーです。
知り合いはオーシャンダイバーって言ってたような…
指導団体によって、ベーシックダイバー・スクーバダイバー・オーシャンダイバーといった名称で呼ばれることがあります。
今回はダイビング指導団体PADIのオープンウォーターダイバーコースを参考に、どのような内容なのかをご紹介します。
PADIオープンウォーターダイバーコース
PADIオープンウォータダイバーコースは、年齢15歳以上の健康な方であれば誰でも参加できます。
10歳以上ならジュニアオープンウォーターダイバー資格を取得が可能で、基本的に年齢の上限はありません。
オープンウォーターコースの内容は、学科講習・プール講習(限定水域講習)・海洋実習の3つで構成されます。
- 学科講習…クラスルームレクチャーです。海での環境の違いやダイビング器材、安全ダイビングのルールを学びます。
- プール講習…足のつく浅いプールや限定水域で、実際にダイビング器材を身につけてダイビングに必要なスキルを練習します。
- 海洋実習…実際の海でプール講習でマスターしたダイビングスキルをおさらいします。2日間計4本のダイビングを行います。
講習は最低でも合計で3日間以上が必要ですが、続けて受講する必要はないので、週末や旅行プランに合わせて少しづつ受講が可能です。
忙しくて時間がとれるか心配だなあ
最近ではオンライン学習を提供している指導団体も多く、手軽に学科講習を行えるようになりましたよ。
ダイビングコースに参加できない人
健康状態によってスキューバダイビングができない場合があります。
妊娠中の人はすべてのダイビングプログラムに参加できません。また下記の疾患を持っている方もダイビングはできません。
- 呼吸器系の疾患(喘息、気胸など)
- 環器系の疾患(心臓障害、狭心症など)
- 神経系の疾患
- 糖尿病、てんかん、不整脈がある人
過去に大きな病気やケガがある人、医師のもとで通院投薬されている人は、医師による病歴診断者が必要になります。
また、55歳以上の人は医師の病歴診断書を提出を義務付けている場合もあります。
なお、体に障害を持つ人でも、参加条件をクリアすればダイビングプログラムに参加できます。車イスを使用していてもダイビングを楽しんでいる方はたくさんいます。
体験ダイビングからステップアップが可能
体験ダイビングではCカードを取得することはできませんが、体験ダイビングの経験をオープンウォーターコースにクレジット可能です。
ただし、正式なオープンウォーターダイバーとして認定を受けるには、ダイビング指導団体やインストラクターの判断によって異なる場合があるので、各ダイビングショップに確認してください。
オープンウォーターコースについてざっくりご紹介しました。ダイビングを始める前に疑問や不安は少しでも減らすのが肝心。ぜひ参考にしてくださいね。
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