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海が汚れるのは許せない!海のゴミを自動で集める「Seabin」とは?

 2016/11/15 ダイビングライフ
この記事は約 4 分で読めます。 39 Views

海のゴミ問題の深刻さは、ダイバーでなくてもマリンスポーツに精通する人なら誰でも知っているはず。

しかし、できることといったら、ビーチに落ちているゴミを自分の手で拾ってくることくらいです。海に浮遊しているゴミの処理はどうすることもできず、頭を悩ませているのが現状です。

そんななか、オーストラリアのサーファー2人が、10年かけて完成させた海のゴミを自動で集める新たな発明があります!

それが「Seabin」

遠くない将来、Seabinが海のゴミ問題を解決するきっかけになるかもしれません。

深刻さを増す海の漂流ゴミ

 

ビーチに投棄されるゴミ問題もさることながら、最も深刻なのが海上を漂流しているゴミだといいます。

台風一過のビーチには、海から打ち上げられたペットボトルやレジ袋、木の枝などのゴミの山が積み上がっていることが多いのですが、そのゴミが全て海上を漂流していたわけです。

深刻さを増す海の漂流ゴミ

海に漂流しているプラスチックのゴミは世界全体で480万~1270万トンに達すると推定されていて、このままだと、2050年には海に生息する魚類よりも多くなるという試算まであるそうです。

引用:2014年の時点で全世界のプラスチック生産は3億1100トンにまで増えており、今後も着実に増える見込みであるという。その一方で、全世界で年間に生産されるプラスチックのうちリサイクルされているのはたった5%で、40%が埋め立て処理され、22%が焼却処理、そしてなんと33%が海洋を含む自然環境へ遺棄されているということである。もちろん数十年前からずっとプラスチックは環境問題の重大懸念事項であったが、同レポートの試算によれば今や全世界で年間800万トンものプラスチックごみが海洋へと投棄されているということだ。魚が食べられなくなる日は近い?乱獲以上に深刻な海のプラスチックごみ問題

しかも、プラスチックゴミは自然界で分解されにくく、形は変えてもなくならないため、海の生態系への影響が心配されているそうです。

海のゴミを吸い込む魔法のバケツ

そんな海のゴミ問題を自分たちの手で何とかしよう!と立ち上がったのがオーストラリアに住む2人のサーファーでした。

ピート・セグリンスキさんとアンドリュー・タートンさんは根っからのオーシャニストであり、”海が汚れるのは許せない”と、それまでの仕事を辞め、10年かけて海のゴミを自動で集める”Seabin“のプロトタイプを完成させたのです。

Seabin

まずは、以下の動画をご覧ください。

Seabinの仕組みは極めて簡単で、熱帯魚の水槽のフィルターと同じ理屈で、搭載したポンプで浮遊ゴミ・油などを自動で吸い取ってくれるのです。

しかも、Seabinは24時間稼働可能で、小魚などは吸い込まず安全な設計。集めたゴミは袋を取り出すだけで簡単に回収できるのです。

Seabinプロジェクトには、国際環境NGO団体であるサーフライダーファウンデーションの協力のもと、クラウドファンディングによって進行中です。

Seabinが、海のゴミ問題解決の糸口となることを期待しています。

まとめ

Seabinを開発した二人は“次の世代にキレイな海を残すことを想像してほしい”と言っています。

私たちができることはビーチに落ちているゴミを拾ったり、ビーチクリーンアップなどの環境活動に参加することくらいかもしれません。

何よりも大切なのは、一人ひとりが「ゴミを捨てない」と心がける必要があるのではないでしょうか。

まずは、自分のできることから海を守ってきましょう。

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