海に潜ってみたい!スキューバダイビングの魅力を語ってみた。

日常では決して出会うことのない海の中に広がるもうひとつの世界、色とりどりの魚達と一緒に泳ぐ感動、宇宙遊泳をしているような無重力感覚…ひとつひとつがスキューバダイビングの魅力です。
これからダイビングを始めてみようと思っている人は、まだ見ぬ世界への期待感で胸がワクワクしていることでしょう。
まだ見たことのない海の冒険に出掛けましょう!
スキューバダイビングって大変なトレーニングが必要?
以前、海上保安官の潜水士を主人公にした「海猿」という大ヒットした映画がありました。地上波のテレビでも放映されていたので見たことがあるという人も多いのではないでしょうか?
このドラマの中では、潜水士達の過酷なトレーニングの様子が描かれていました。
重いスキューバタンクを背負ったまま階段を駆け上がったり、足のつかないプールで何分も立ち泳ぎをしたり…これを見た人は「スキューバダイビングって大変なトレーニングが必要なんだなあ…」と思った人も多かったのではないでしょうか?
しかし、これはあくまで海難救助をする潜水士達の世界です。趣味として海を楽しむためのレジャーダイビングとは全く異なる世界です。
一般的なスキューバダイビングでは誰かと泳ぐスピードを競ったりすることはありませんし、必要以上の筋力は必要ありません。
普通の生活を送れるだけの最低限の体力と知識があれば誰でもスキューバダイビングを楽しむことができるのです。
スキューバダイビングは自分の限界に挑むアスリート系スポーツとは全く違います。スキューバダイビングは水中を楽しむためのレジャースポーツなのです。
スキューバダイビングに不向きな人って?
健康な人なら誰でも楽しめるスキューバダイビングですが、やはり不向きな人もいることも事実です。
まず、現在、医師のもとで通院や投薬している人はダイビングを始める前に医師の診断書が必要になりますし、特に心臓や肺など循環器系の疾患がある人はNGとなるケースもあります。また、妊娠中の人もNGです。
もちろん水泳はできた方が良いのですが、水の中でも常に呼吸ができるので”息継ぎ”の必要はありませし、フィン(足ひれ)をつけてるので、バタ足ができれば無理せず泳ぐこともできます。また、BCジャケット(浮力調整具)があるのでボタンひとつで浮いたり沈んだりの調整も可能なのです。
全く泳げないという人や水に対して恐怖感を持っている人を除けば、泳ぎの上手い下手はあまり関係がないのがスキューバダイビングです。
もちろん男女に関係なくシニアの方でも大丈夫です。プールや海でリラックスして遊べる人なら問題なくスキューバダイビングを楽しむことができるでしょう。
どこで潜っているの?
飲み会などで「スキューバダイビングをやっている」と言うと、一番よく聞かれるのが「どこで潜っているの?海外旅行とか?」といった質問です。
それに答えて「先週は日帰りで伊豆半島に行って潜ってきた」なんて返すと、大抵の人は「へえ~そうなんだ」と一様に驚いている様子です。
そもそも、ダイビングを経験したことのない多くの人は、スキューバダイビングは南の島のリゾートするものだというイメージを持っているようですし、一部の富裕層の遊びと考えているようです。
しかし、日本国内にも身近なダイビングポイントがたくさんあります。関東圏では伊豆半島、関西圏では串本あたりが有名です。
費用はダイビングスタイルやダイビングサービスによってまちまちですが、ガイド付きの2ダイブで¥10,000~20,000あたりが相場だと思います。
ちょうどゴルフコースの料金と同じくらいですので、お金持ちで無くても楽しめる範囲ではないでしょうか?
また、専門的な知識が必要なので一般的にダイビングライセンスと呼ばれている資格は必要になりますが、基本的に受講すれば誰でも取得できます。
また、ライセンス不要の体験ダイビングというコースもあるので手軽に楽しむこともできますね。
まとめ
スキューバダイビングは健康な方であれば誰にでも楽しめるレジャースポーツです。
忙しい毎日の生活を離れ、まだ見たこともない海の中への冒険は何よりのストレス解消になることでしょう。
青く澄み渡る南の島でカラフルな熱帯の魚たちに囲まれて水中散歩を楽しむ経験はダイバーだけが味わえる最高の瞬間です。
地球の70%は海なのです!ほんの少しの勇気と好奇心を持ってスキューバダイビングの世界に一歩を踏み出してみませんか!